おばあちゃんとの別れ。

昨年の一番大きな出来事は、おばあちゃんが亡くなったことだ。一昨年の秋に入院してからは徐々に外出することもなくなっていたが、それでもまだまだ元気には過ごしていた。昨年の12月に入ってから、食欲が落ちて寝たきりになったと聞かされてから、わずか2週間、クリスマス前におばあちゃんは旅立っていった。特に病名もなく、ごはんが食べられなくなって自然に、命の灯を落とした。

結局最後に会ったのは9月のシルバーウィークだった。それから10回以上関西に足を踏み入れているはずなのに、いつも日帰りで立ち寄ることもなかった。最後、12\14に大阪に来たときは、全てのアポイントを終えた後に、どうしようもなく虫の知らせを感じて、寄っていくと実家に電話をしたのだけど、まだまだ大丈夫だから年末にいらっしゃいと言われ、そのまま新大阪駅に向かった。あの虫の知らせはどこからやってきたのか。

後悔、の気持ちがあるかと言われるとなんとも言えない。実感もまだないような、もうだいぶ前からこの時がくるのを覚悟していたような、よくわからない感じだ。積もる話もあるのでまた書く。