試乗【アウトランダー】①。

さてさて、2週間前に続いての試乗第2弾は三菱自動車アウトランダーへ。前回のノートと比べると脈略のないチョイスではあるけれど、ミラージュを学生時代から6年間乗り続けたこともあって、もともと三菱車への親和性は高かったし、PHEVに乗ってみたかったこともある。

このジャンルの車と言えばまずプリウスが第一人(車?)者となるのだが、プリウスが充電のできるハイブリッドカーという位置付けであるのに対し、アウトランダーはエンジン自体は発電機の役割に徹し、あくまでモーターを動力として走ることから、その立ち位置は電気自動車に近い。純粋な電気自動車と違うのは、電池残量がゼロになってもエンジンでの発電で走ることができる点で、そういう意味では数種のクルマのいいとこ取りをしているとも言える。

そんなわけで試乗開始。クルマの電源を入れる。エンジンをかけるのではなく電源を入れるという感覚で、当然ながらエンジンの震えもないし、車内は全く静かだ。エンジンの小刻みな振動が好きではないので、この点は個人的にはかなりのプラス要因だ。電池残量が少なくなった場合でも、始動時はエンジンが震えることはなく、速度が15キロ/時くらいにのってきてからエンジンが発電を始めるので、いつでも始動はスムーズだ。エンジンの使用が最小限に抑えられることが、乗っている人間のストレスを減らす、という気付きはこれまでになかった発見である。

長くなりそうなので続きは翌日へ。