背中スイッチ。

年明け以降、ムスコの寝つきが悪くなったように思う。それまでは僕が寝かしつけられた夜もあったのだが、最近の寝かしつけは連戦連敗ですっかり自信を失くしてしまった。

寝つきが悪くなった1番の原因は「背中スイッチ」にある。抱っこをしていれば眠ってくれる(ただし僕の場合はもはや抱っこですらうまく寝かせられず泣かせてしまうというレベルに落ちている。。)のだが、そこからベビーベッドに身体を横たえ、背中がベッドにくっついた瞬間にスイッチが入り、覚醒して大泣きしてしまうのだ。一度覚醒するとまた眠らせるには少なくとも15分くらいはかかる。もう大丈夫だ、深く寝入っただろうと思っていても、スイッチが入ってしまい、泣き出してしまう。これが2度3度繰り返されるとさすがの妻も心が折れそうになる。かといって僕に代わったところで状況は火に油を注ぐだけなのだが。。最終的にベビーベッドで寝かせるのを諦めて親子3人大人用のベッドで川の字で寝る夜も少なくない。

これは1人で寝るのが寂しい、という感情の芽生えだろうか。それとも、眠って次に目覚めた時に世界が変わってしまっているかもしれない、という眠りにたいする恐怖の表れだろうか。昼間は泣くこともほとんどないし、いったん眠ってしまえば夜泣きもなくぐっすり寝てくれるのだが、寝入りばなはどうにも鬼門である。

ちなみにムスコはその名前のとおり、両手両足を大の字にしていつも寝る。堂々としているのか、小心者なのか、未だなんともわからない。