生き残る。

早いもので今週で一応の仕事納めになる。来年以降の仕事の取り組み方についていま考えていることを書き残しておきたい。

もちろん先のことは誰にもわからないので、いまの業界、分野にいるという前提で話をすれば、来年からは「10年後もここで生き残る」ことを目指して動いていきたいと考えている。これは別に保守的な思考からくるものではない。向こう10年間、守りに入りすぎることもなく、なおかつ攻めすぎて道を外すこともなく歩んで行くことができれば、それなりの足跡は残せるはず、という考えに至った、ということだ。

言葉にしてみれば簡単なことに見えて、その実は容易いものではないと思っている。この世界も、身を置く業界環境も大きく変わっていくことだろう。苦しい時にも自分にできることを見出していき、チャンスボールがやってきた時にも冷静さを失うことなく正確に打ち返すことは、全くもって簡単なことではない。目の前のことに拘りすぎず、大局的な判断をしていくことができるようになりたい。

もちろん、10年間生き残る大前提として心身の健康を保ち、インプットの質量を維持することは必須だ。時間の使い方により巧さが求められるようになっている。