自信家。

我ながら僕は自信家であると思う。それは井の中の蛙と呼ばれるような代物で、時に現実を見て冷や水をかけられたようにハッとさせられることもあるけれど、基本的には根拠のない自信を抱えて常日頃から生きている。

自信家であるということは、自分に対してはプラスに働くものだと思う。困難にぶちあたっても、自分には無理向いていないと投げ出すことはなく、自分ならばいつかできるはずだ、と楽観的に捉えてものごとに取り組むことができる。そうすれば、取り組む前には到底できないと思われていたことが、やってみたらできた、ということが少なからずあるのだ(そもそもこんなことを自分で言っていること自体が相当な自信家である証左である)。

一方で、自信家であることは他者に対してマイナスの作用を与えることがある。言うまでもなくこのブログは読む人に少なからず不快感を与えてしまっているし、コミュニケーションでも不用意な発言をしてしまうことがある。

自信家であることにはプラスとマイナスそれぞれの作用があるけれども、自信家であることと真の実力とのバランスが取れている限りにおいては、自信家であることは良いことなのだと思う。僕にとっては、自信家でない、自分を信じることができていない人が、困難に対して努力を継続できるものだとは思えないのだ。