残暑?

厳しかった先週の残暑も、今週に入るとだいぶ落ち着いてきた。去年や一昨年は8月いっぱい猛暑日が続いていた記憶があるので、それに比べれば過ごしやすい。今年も暑い日はあるが、雨や曇りで地表が冷やされたり、カラッとした涼やかな空気が入ってきたりで、昔の夏のような爽やかな日も多かった。

今から思えば、ここ5年くらいの夏は異常だったのだと思う。とにかく日射が強かった。太陽が活動期に入っていたのだと思う。今年も時々太陽光の強さの片鱗を感じたことはあったが、それでも少し存在感が減じたように思う。天候の巡り合わせもあるだろうが、わが家のソーラーパネルの発電量もいく分減ってきた。

来年からはどうなるだろうか。猛暑が和らぐのはありがたいが、もしかするとこれから太陽の力はどんどん弱くなっていくのではないだろうか。雨後の筍のように拡大した太陽光発電の先行きはともかく、太陽の力に変化が出れば、気候変動や地球内部への影響も出てくるように思う。奇しくもここ1,2週間は、台風でもないのに集中豪雨が降り多大な被害が出ている。猛暑にあえいだここ数年間が終わって、日本の気候は新しいフェーズに突入している気がしてならない。