煙草。

今週は毎日出勤こそしていたものの、案件の動きも少なく毎日リラックスして仕事していた。週末のきょうも出張ではあるものの、具体的に動き出した案件でもなく、気楽な旅路だ。

東京はそれなりに暑くなったようだが、東北の空気は涼しい。先週頃から、空にはイワシ雲が見られるようにもなったし、着々と秋が近づいているように思う。みちのくの大地の稲穂はまだ緑色一色だったけれども、これから一気に金色に変わっていくのだろうか。

開放的なところに来ると普段は嫌いな煙草が妙に吸いたくなる。20歳の頃に煙草が好きになったことがあって一時期吸っていたし、あの頃海外に行くと現地の煙草を買うのが好きだったけれども、習慣として吸っていたのは半年くらいだったか、(幸運にも?)すぐにやめてしまった。吸い始めた理由も、煙草を吸っている自分に酔っていたというべきか、大二病の域を出ないものだったと思う。もしくはあまりに開放的な環境だったからか。

田舎の商店に、「ご進物に煙草を」という看板がかかっていた。開放的な時代だったんだな、と思った。煙草は好きではないし、戻りたいとも思わないけど、なぜか懐かしい気持ちになった。