4年目のスタート。

あけましておめでとう存じます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

どうしようか考えていたけれども、2014年もこのブログでやっていきたいと思う。今年で4年目、だいたい2〜3年で場所を変えたくなるのが僕のこれまでの日記人生の常だったので、良い方向に転ぶかはわからないけれど、もう一歩踏み込んでみたい。あと、仕事の繁閑や家族のかたちの変化も起こるかもしれないし、こうやってある程度時間を割いて文章を残すことのできる生活がこれからも続けられるかもわからないので、今できる限りは続けてみたい、ということで4年目も同じようなペースでやっていければ、と思っているところ。内容は私的な目線のものに偏っているし、まわりくどい言い回しも多いし、9割以上は読んでいてもつまらない駄文の垂れ流しだけれども、たとえ1%の文章でも後から読んで自分に感じることがあれば価値はあるかなと思って、また書き続けることで自分の頭と心の整理がつくかなと思って、気楽に取り組んでいくつもり。3年前のスタートの日に「書くことは自分にとってさまざまな効用をもたらしてくれる」ということを書いたけれど、その実感は今も変わることなく、自分の生活の一部として組み込まれている。

★★★

今年も実家で年越し。年が変わる瞬間はいつも言葉にならない感じでぼーっとしているけど、年々年越しの感慨は薄くなっているように思う。年末年始の段取りは昔からほとんど変わらない。囲む顔ぶれも、その関係性も30年近く変わらない。僕と弟の奥さまが加わったけれど、僕は変わることなく一家の長男で、頼りないところもいっこうに変わらない。父親が段取りを取り仕切るところも変わらない。ただ、これまで積み重ねてきた時間よりも、これから同じように続く時間のほうがおそらく短いであろうということをぼんやりと考えながら、通い慣れた段取りを踏んでいく。

変わらないように見えて、変化の兆しはヒタヒタと迫ってきている。変わらないことは心地よいけれど、いつまでも変わらないということはむしろ危ういことでもある。どこかのタイミングで思いきって変化に飛び込まなければならないのだ。自分でタイミングをつけて飛び込むか、否応なしに背中を押されて躍り出るかはあるが、やらなければならない時は必ず来る。

去年は仕事の面で変化に飛び込んでみて、案外やれるもんだな、という手ごたえを得た一年だった。今年はその手ごたえに地固めをしつつも、他の面でも飛び込んでいくことができたら、と思う。