最後のあいさつ、の続きの続き。

ついに結婚披露宴及び二次会が終わった。まだまだ終わった直後で気持ちに整理のつかないことも多いけど、少しずつ感じたことを書いていきたい。

もともと僕自身はあまり結婚披露宴を行うつもりはなかった。1.5次会的なパーティーを盛大にやれればいいな、と漠然と考えていた。去年の今頃から結婚式をどうしようか、と考えるにあたって自然とパーティーでなく式場を探しはじめたが、内心このまま突き進んじゃっていいのかな、という思いもあった。しかしながら奥さまの希望をある程度優先する、という形で、ゲストハウスで披露宴を行うことを決めた。ゲストハウスの館長さんに、あなたが担当してくれるならここでやります。と偉そうな条件を持ちかけて最終的に決めた。それ以外にもゲストハウスの方々にわがままを言ったことは数知れず。

準備を始めてからは、招待状、ペーパーアイテム、リングピローをはじめとした小物類などなど、手先を動かす作業が多かった。休日のたびに横浜〜渋谷〜銀座近辺の東急ハンズ、ロフト、伊東屋などなどは足繁く通ったことを思い出す。僕はせっかちなので、妥協せずにアイテム選びを続ける奥さまの足を引っ張ったこと数知れず。

しかしながら、本番当日が近づくにつれて、せっかくの機会だからやりたいようにやってやろうという気持ちが強くなった。当日も、思い残すことなく目一杯やりきることができた。幸せな時間でした。これだけやりたい放題だったにもかかわらず出席してくださった皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。親が喜んでくれたのも個人的にはかなり嬉しかった。最終的にはちゃんとやってよかったなぁと思える1日になった。

また日を改めてちょこちょこと思ったことを書いていくけど、きょうは最後のあいさつを転載して結びとする。

★★★

皆様、本日は私たち二人のためにご出席をいただきまして誠にありがとうございました。このような素晴らしい披露宴が行えたのも、ご出席下さいました皆様や今まで応援してくださった方々のお陰だと思っています。きょう、こうして、改めて周りの方々に支えられていたことを深く感じました。感謝の気持ちでいっぱいです。


お父さん、お母さん、29年前に2人のもとに生まれてきてから、そばにいる時も、離れている時も、本当にたくさんの愛情を受けて育ってきました。わがままを言ったり、心配をさせたことも多かったですが、僕の好きなように人生を歩ませてくれました。本当に贅沢な話です。これまで本当にありがとう。由香里さんを必ず幸せにします。

4年前、彼女と初めて出会った時に、言いようのないワクワクした気持ちが自分のなかに湧き上がってきたことを、今も思い出します。入籍を済ませ、一緒に住みはじめてもうすぐ1年になりますが、今でも毎日ワクワクした気持ちで朝を迎えています。
2人、夫婦であり、カップルであり、戦略的なパートナーとして、一生かけてどのような日々をつくり、味わい、楽しんでいくことができるだろうか、そんなことをよく考えています。2人でなければ過ごせないようなかけがえのない日々を、これから一生かけて積み重ねていきたい、そして、どんな時にも、互い手を取り合って、協力し、笑顔の絶えない家庭にしていきたいと思います。

まだまだ幼く、未熟な私たちではございますが、これからもご指導・ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました。