けっこん。

大学を卒業してからよく遊ぶようになった友人の結婚式に出てきた。彼女は普段から気配りがすごくできる、気持ちのよい女の子。昨日のパーティーも普段と変わらず、ゲストに楽しんでもらう、喜んでもらうことを第一に考えたい、という彼女の人柄がにじみ出ていて、感心した。ほんとに素敵な女の子なのである。僕も自分が自分がじゃなくて、彼女の精神のうち少しだけでも学ぶことができれば笑

美味しい日本酒による乾杯にはじまり、想いの詰まったスライドショー、これは珍しいミートバイト、新郎の真剣な顔が印象的なライブ演奏、心温まるサプライズのプレゼント交換。ひとつのひとつのコンテンツよりもなによりも、新郎新婦の愛情が最初から最後までずっと伝わってきて、感動した。最近少しずつ僕らも結婚式の準備をはじめているのだけど、大切なことを昨日の二人から教えてもらった。

★★★

結婚式と関係あるような関係ないような話であるけど、最近保険会社のセールス(将来に向けてのニーズ喚起的なもの)を受けたり、『2100年、人口3分の1の日本』という本を読んだり(最近新書的なものを全く読んでなかった〜)、奥さんやパイセンと子どもを持つことについての話をしたりして、将来の社会について想像する機会がたくさんあった。家系的には早死しそうなんで僕にとっては関係のない世界なのかもしれないけど、2100年といえば、もしかしたら僕の子どもは生きているかもしれない世界なのだ。90年前の日本人(関東大震災の前、大正時代!)が今のこの時代を想像することなんて全くできなかったように、2100年の世界も全く想像がつかないけれども、その世界に少しでも想いを馳せてみれば、いま進むべき方向が少し見えてくるのではないかと思う。少なくとも、数十年後の僕たちは日本ではなくて、東南アジアのどこかに移住しているか、ノマドのような生活を送っているような気がする。

ちなみに『2100年、人口3分の1の日本』のなかでは「こんなに寿命が延びたら、永遠の愛とかありえませんよ。老後は老後で別の人とつきあう時代がきますよ」みたいなことも書かれていたのだが、同じトピックに関してお笑い芸人の土田晃之は、「結婚というのは自分が好きな人の年老いていくのを見れる権利だと思っている」という名言を放っている。まー人それぞれですよね。