粘着気質のたわごと〜お部屋探し編〜。

まだ審査がどうなるかわからないが、ようやく新居が決まりそう。最後は2つまで選択肢を絞って、昨日双方の部屋を内見して、最終的に結論を出した。

些細なことだが、今回断った方の部屋には1週間前からA社を通じて仮申し込みをしていた。これまで気に入った部屋を見つけて問い合わせては、タッチの差で埋まってしまうということを繰り返していたので、とにかくひとつ押さえておきたかった。その後引き続き他に良い条件の部屋がないか探していたところ、仮申し込みをしていた部屋を他の業者でも取り扱っていることに気付いた。しかもその業者は前に内見等で相談したことのあるB社だった。B社の担当の方との話の中では、どの物件でも仲介手数料を50%オフにしますよ、という言葉をもらっていたので、興味本位で仮申し込みをしていた部屋についても仲介手数料50%オフになりますか?と聞いてみたら、いいですよ、とのことだった。他の条件が全く同じなのであればA社で申し込む理由は全く見当たらない。しかし、その物件は施工も管理もA社が行っているとのことで、A社での申し込みをキャンセルしてすぐにB社経由で申し込んだとしても、すぐに押さえられるかはわからないとのことだった。僕にしても、そのような姑息なことはしたくなかったので、正々堂々とA社に値引き交渉をしようと考えていた。

そして、昨日の内見時に、A社の担当の方にB社等々のくだりを話し、条件は同じなのだから値引きをしてくれと伝えた。返答はNG。まぁこれは致し方ない。手数料の値引きに関する方針は会社によって違うだろうから。それならばと、A社での申し込みをキャンセルしてすぐにB社経由で申し込んだとしたらどうなりますか?と聞いてみた。結果は、一度キャンセルをされたお客さまは審査除外しますと。まぁ、そのような方針を採る会社があってもいいし、そこまで聞いてみた僕も僕でがめついと思う。

しかし、A社にとっては、大家さんも僕たちのような入居希望者も顧客であり、今回のような過程で入居希望を断ったとすれば、それは、A社が手数料ほしさのために、大家さんの空室を埋めたいという機会の損失を招いたとも言えるだろう。A社だって商売だから手数料は取りたいだろうが、自社施工・自社管理・自社客付けとなると、A社は今回僕たちが入居すれば家賃の4〜5か月分の手数料収入を一気に獲得できていたはず(これが他社での客付けとなると2か月分も手数料取れないはず)で、そこに至って、半月分の値引きをそこまで重視する合理性があったのでだろうか?

最終的にこの部屋を断ったのは、LDKの大きさが思ったほど広くない、というのが最大の理由だったのだけど、上述のやり取りも少し気になった。商売というのはさじ加減が難しいのぅ。