若くいたいもんだ。

経済の話の続きを書こうと思ったけどちょっとお休み。

震災による心の疲れ(本当の被災地の方には笑われるような話だが)か、それともピークを迎えている花粉症のせいか、しっかり寝ているはずなのに昼間から猛烈な眠気に襲われる。三連休中も普段の休日よりも寝ていたと思うのだが。こういう時は寝たいだけ寝るのが一番だが、平日が始まってしまった。たぶん花粉症のせいで、来月には体調が良くなってのだと信じていたい。震災の前にはあれがしたい、これもしたいといろいろ考えていたのに、全部吹っ飛んでしまった気がする。震災を言い訳にやるべきことを先延ばししたり、やらないことを自分に納得させたりしている気がする。脳内の一方では今こそ進まなければと思っていたりするのだが、もう一方では、少し休ませてくれと気持ちが保守的になっていたりもする。気持ちが保守的になるのは一番まずいことだと自分で分かっているのに。本当に今は(心の状態として)少し休むべき時期なのか、休む必要なんて全然なくて、前に進まなければならない時期なのか自分でもよくわからない。いくつになっても、わからないものはわからない。わかったふりをするほど、大人にもなれない。

そんな感じでここ数日あまり元気がないのだが、そんななかでも、ひとつ元気にさせられることがある。それは、僕と同世代や僕より年下の世代の人たちが、本当にたくさん、ボランティアや仕事を通して、被災された方の支援にかかわっていることだ。昔僕がいたつくばのYMCAの人たちや、大学の後輩や、中高の友人がいま実際にアクションを起こしている。それだけではなくて、今自衛隊で前線の救助活動を行っている人たちのボリュームゾーンが19〜25歳の隊員たちであることや、現地の役所で新卒間もない公務員のみなさんが奮闘している姿にも心を打たれた。身内びいきではないが、若年世代は本当に立派だと思う。じゃあ僕はどうするのか、ということも少し考えている。

それに対して、あまり多くは書かないが、買い占めや電車の運休時など、ここ1週間で中高年の方々の残念な姿をみることが何度かあった。もちろんそのような人は少数派なのだろうけど、若年世代でそのようなことをしている人は全く見かけなかった。先達の敬うべきところはもちろんあるのだろうが、若者は若者の好きなように生きて、新しい社会を創ればいいんだな、と再認識した。僕も気持ちだけでもずっと若くいたいもんだ。