2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

全勝。

今年になって非常に話題になったゼンショーの過重労働問題について報告書が出されたので読んでみた。第三者委員会による調査報告ということで非常によくまとまっている。見ていられないような過重労働の実態、悲痛な社員アンケートの言葉など、経営者にとっ…

変調。

政権が代わってから約1年半、それなりに景気は良いと言われてきた。確かに株価は上昇し、上場企業の業績は顕著に改善してきた。オリンピック開催も決まったことで、少なくとも2020年までは景気は持ちこたえると僕自身も思っていた、が、ここ数日どうも怪しい…

女心。

昨夜テラスハウスを見ていて、背筋が寒くなる思いがした。りょうちゃんこと平澤遼子さんがケンケンこと保田賢也くんに対して静かにキレるシーンである。月曜の夜、ほどよい疲れに弛緩した脳みそには強すぎる刺激で、眠気も吹っ飛んだ。この類いの刺激は前も…

欺瞞。

小学校の授業は中断され、教室のテレビが点けられた。ブラウン管には遠い西の国の空港で、朝の光のなかで微動にだしない戦闘機の姿が映し出されていた。停戦になるか、開戦になるかのタイムリミットが迫っていた。戦争が激化していくことが、自分の国にどの…

自然。

(昨日の続き)深夜ぎりぎりまで窓から外を眺めて眠りに堕ちる。夜明けごろ珍しい虫の鳴き声が聴こえてきて起こされるが、不快感はなくいつしかまた眠っていた。翌朝目が覚めると、一枚窓の向こうに息をのむような木もれ日の風景が広がっていて、思わず声を…

温泉。

一泊で宮城まで。車のエアコンはあまり好きではなくて、これまでもできるだけ使わないようにしてたのだけど、この暑さではそうもいかず、エアコンを入れ続けることに。しかも、1番弱い風量だと時折エアコンが太陽光の強さに負けてしまうほどの酷暑。それでも…

沸騰。

今年上半期の海外からの訪日外国人旅行者が過去最多の626万人を記録したそうだ。初めて年間1000万人を突破した昨年と比べても26%以上の伸びで、このままのペースで推移すれば最終的に今年の年末には1300万人に届こうかという数字が叩き出されるのではないか…

真夏。

ワイシャツが肌にべったりとくっついている。きょうの最高気温は34度まで上がったようだ。額から流れ落ちる汗をぬぐうことはできても、背中をどんどん流れていく汗は拭き取れない。ワイシャツにスラックスであることを気にしなければ汗をかくのは気持ちいい…

本性。

仕事で久方ぶりにシビアな交渉に直面。幸いにしてきょうはよく頭が回転してくれたので、冷静さを保ちつつもこちらが譲れない部分はしっかりと主張することができた。数年前はこんなシビアな話ばかりしていたように思う。昔取った杵柄というか、昔の勘を瞬時…

洗濯。

数年続いた夫婦2人の生活ももうすぐ終わる(予定な)ので、いそいそと行きたかったところに足を運んでいる。この間は伊豆に行ってきた。かねてから行きたいと思っていた湯ヶ島の旅館。去年秋にも予約を取っていたのだが、台風直撃に伴い泣く泣くキャンセルし…

便所。

便所とは、(身体の)便りを受け取る場所という。三連休ということでちょこちょこ外出。かねてから行きたかった日本科学未来館の「トイレ?行っトイレ!」展に。予想以上の混雑に驚く。みんなこの手の話に惹かれるのだなぁ、と。展示自体は想像の域を越える…

産生。

「うまれる」という映画の自主上映会に行ってきた。命をうむことについて、4組の夫婦それぞれの物語がかわるがわるにつながれていくドキュメンタリー作品である。助産院でのリアルな出産のシーン、障がいを持って生まれてきた子とともに時間を歩んでいく夫婦…

アパ。

週に1,2日は東京を離れての出張になる。たいていは泊まりがけになるので、平均して月に3,4回はビジネスホテルに泊まっているはずだ。昔はその時々でいろんな系列のホテルに泊まっていたのだが、いつからかアパホテル一択になってしまった。ホテルを探す時に…

棒銀。

あいも変わらず将棋を指している。たいていはiPhoneの将棋ウォーズアプリで指している。僕の棋力はここ半年近く初段で停滞しており、ほとんど進歩していない。二段の壁はなかなか厚く、何度チャレンジしてもはね返される。上達はしていないものの、将棋の内…

肌感。

30歳を過ぎると人生が顔に出る、と言うそうだ。同意できる部分もあるけれど、結局は先入観や思い込みに左右されるものなようにも思う。思い込みでものごとを判断することほど愚かなことはない。自分で自分の顔を見て思う分には構わないけれども。ただ、生活…

心許。

口から出るセリフにしても、メールやSNSでのコメントにしても、心が浮ついている時に限って相手を傷付ける言葉や、見当違いの言葉が生まれてしまう。その言葉は発せられた瞬間の口あたりも悪いし、その後冷静になって振り返った時には、自分の浅はかさが恥ず…

緊褌。

比較的立ち上がりの遅かった今年の夏も、先週末から本領発揮というところ。ついにエアコンに手を伸ばした。年々エアコンを付けるのに躊躇がなくなっているのは、加齢のせいか、暑さが厳しくなっているせいか。一緒に仕事をさせてもらっている社外の人から、…

朋友。

先週出張先で昔からの友人と久しぶりに会った。彼とよく話すようになったのはもう12年も前のこと。大学の寮の彼の部屋に用もないのに入り浸っていた。彼の部屋の匂いすらまだ覚えている。その部屋で音楽をかけながら、当時僕が知らなかったことをいろいろと…

成長。

7月と言えば夏の全国高校野球選手権大会、都道府県予選に尽きる。毎年本大会よりも熱量を持って、かなりの時間を費やして全ての試合結果をチェックする日々が続く。多くの府県ではこの週末から予選が始まった。神奈川県でも横浜スタジアムで開会式が行われ、…

焼肉。

子どもの頃のごちそうと言えば、月に1,2回日曜の夜に食べる焼肉(鉄板焼と呼んでいた)だった。ホットプレートにバターを溶かして肉を焼く。あれは何だったのだろうか。ロースでもない、カルビでもない、プレーンな形、味の肉。18歳くらいまで牛肉と言えばあ…

期待。

心配されていた台風は、九州に近づく頃にはかなり勢力を弱め、あっという間に本州近辺を過ぎ去っていった。昨夜は大阪にいたが、台風が紀伊半島付近を通過しているまさにその頃も、市内は特段雨も落ちてこず、真夏特有のもわっとした空気に包まれていた。大…

転化。

今日も地道に営業。僕の営業スタイルは働きはじめてからずっと変わらない。考えるより先に手を動かして、足も動かす。もとより考えるのは苦手だし、悶々としていてもいい打開策がひねりだせるとも思えないので、基本動作としてとにかく動き続けて、正解を導…

放浪。

台風が近づいてきたことが感じられる空気に包まれた夜、昔住んでいた街で焼肉を食べることになった。発車ベルが鳴るとともに、ホームに残していた片脚を電車のなかに運んで、ドアが閉まるのを待つ。トンネルを走る電車の窓に少し歪んだ自分の顔が映る。汚く…

世界。

ワールドカップをちらちらと見ている。オリンピックでも同じようなことを思うのだが、月並みながら世界にはいろんな人がいるな、と思わされる。日本代表にはないスケールのプレーだけでなく、プレッシャーをものともしない精神力、野性的な言動、果ては呪術…

生命。

週末は3人の赤ちゃんと出会った。生まれてからまだ半年ちょっとの赤ちゃんができることは意外に多い。お母さんを見つけてハイハイすることもできるし、欲求に応じて微妙に泣き方を変えることもできる。赤ちゃんどうしで向き合うと多分お互いのことを意識して…

節目。

つい先日、長い間一緒に働いた仲間を見送った。限られたメンバーで仕事をまわしているうちの会社にとって、仲間が去っていくのは辛いことだ。残された仕事が自分に降りかかってくるということよりも、彼が彼女がいた空間にぽっかりと穴が空いたような気分に…

蘇生。

(昨日の続き)やがて本格的な山岳コースに入ると、ぐっと気温が下がってきた。雨は降り続いているので、ウェアも濡れっぱなしで体温を奪う。手もかじかんでくる。ここで体調を崩してしまっては完走どころか命にかかわると思い、無理せず身体と対話しながら…

乗鞍。

1年に1度のマラソンを今年も走ってきた。当日の朝起きると、冷たい雨がしとしとと降っていた。本降りではないが、傘なしで外にいることはできないくらいには降っている。降雨レーダーの予測図を見ながら、温泉に向かう。湯に浸かりながらみずみずしく濡れた…

覚醒。

6月はよく眠った。この季節、まだ明るいうちに帰宅できることが多い。たいして仕事も忙しくはないし、夜の付き合いも頻繁にはしないようにしているので、夕暮れの下で自転車を漕いで家につく。妻よりもだいぶ帰宅が早いので、夕食を作るのはもっぱら僕の役目…