2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

僕たちの開幕戦。

プロ野球開幕である。開幕戦はできる限り予定を調整してリアルタイムで見るようにしている。久しぶりに好きなチームの野球を見られるという喜びもさることながら、スタジアムに溢れる開幕戦独特の張り詰めた空気を感じるのがたまらなく好きなのだ。選手も、…

ただいま戻りました。

という表題のあいさつ、聞き慣れたあいさつと共に悠太郎が満州から戻ってきた。朝ドラ「ごちそうさん」の最終回のシーンである。半年間続いたストーリーがいよいよフィナーレを迎えることと、ドラマのなかでも気に入っていたフレーズが最終回に登場したこと…

ネレナニズム。

零時30分、出張先のホテルでそろそろ寝ようかとベッドに潜り込む。熱い浴槽に浸かったので身体がほてっている。冬ならば窓から冷気が忍び寄って丁度いい頃合いになるのだが、季節は既に春になっている。身体に残った熱はなかなか取れず、まとわりつくシーツ…

アルタ前と大阪市と。

「笑っていいとも!」を見たのは10年ぶりくらいだったか。麗らかな春分の日、安倍首相が出るというのでテレビのスイッチを入れてみた。見慣れたコーナーや真新しいコーナーを挟み、テレフォンショッキングのコーナーへ。満を持して首相が登場してきた。バラ…

駆け込み消費という快楽。

消費税率アップまで残り10日を切っての3連休ということで、レジャーの人出も買い物の人出も多いし、駅や道路も混雑しているように感じる。駆け込み消費という言葉がメディアや広告でも煽られ、それに呼応した動きが出ているように思う。実際、小売部門の3月…

電王戦、人間はどこへ向かうのか。

80手を過ぎてもほぼ互角を示していた評価関数の振れ幅が、最終盤にきて激しく動くようになってきた。静寂の両国国技館に秒読みの声だけが響く。既に5時間の持ち時間を使い切り1分将棋に入っている佐藤伸哉六段は顔をゆがめ口を大きく開く。せわしなく動きな…

「正しい」ことの危うさ。

この場所にブログを移して、1番伝えたいと思っているメッセージがあるとすれば表題のことなのだと思う。その時々で題材は変われど、僕は繰り返し繰り返しこのことを述べているように思う。「正しい結婚」なんてあるはずがない。正しい結婚があると思いこんで…

『男性論』

男性論 ECCE HOMO (文春新書 934)作者: ヤマザキマリ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/12/18メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る普段本を買うとすぐに読んでしまうのだけど、珍しく積ん読になってしまっていた一冊。恥ずかしながらヤマザ…

阪神百貨店スナックパーク。

出張で大阪梅田をぶらついている時に、阪神百貨店のフードテリアが3月末で営業終了という掲示を見つけ、ええっと驚いてしまった。よく見ると、フードテリアというのは百貨店地下2階の、百貨店のレストラン街とフードコートの合いの子のようなエリアを指すの…

こんにちは、さようなら。

風邪を引いた。朝起きるとのどに痛みがあった。部屋がほこりっぽかったのだろうくらいに思って、しかしながら念のためマスクをして家を出た。寒い日の朝にマスクをしていると、吐息がマスクの上部から漏れでて眼鏡が曇る。曇りがひどくなると交差点で信号の…

財布にまつわるエトセトラ。

以前何度か暗算が特技だったことについて書いたことがあるが、僕にはそれに派生する妙な癖がある。財布のなかの硬貨を減らしたい、という癖だ。普段スーツやチノパン、夏ならば出かけない限りハーフパンツばかり穿いている僕にとって、財布は2つ折り以外に考…

地理が好き!

小中高と地理の授業が好きだった。なかでも地図帳が大好きで、あまり興味のない教科の授業の時にはこっそり地図帳を取り出して眺めていた。家に帰っても地図帳を眺めていた。とりわけ、地図上で色分けされた地形と、道路と鉄道の伸びてゆくさまを見るのが好…

セブンイレブンの強さ。

近所に新しいセブンイレブンがオープンするということで、わが家にもスタッフの方がクーポン付きチラシを配りにきた。新しくオープンする店舗よりもさらに近い場所にセブンイレブンが既にあるので、わざわざ日常で使うことはそうないだろうが、オープンセー…

一番長い日。

先週金曜日はいわゆる「将棋界の一番長い日」と呼ばれる、A級順位戦最終局一斉対局であった。既に順位1位を確保し、森内二冠への名人戦七番勝負への挑戦権を手にした羽生三冠から、32年在籍したA級からの降級が決まってしまった谷川九段まで、将棋界の最高…

気力一瞬。

陽が陰りはじめるとともに、冷気を含んだ風が吹き付けるようになる。しだいに空の蒼が濃くなり、家路に急ぐ人たちの姿を包み込む。生まれ育った街なのに、どこか別の国の街角に立っているような気分になってくる。昔から、大切な試験や試合の日はいつもそう…

「ごちそうさん」の戦争描写。

「あまちゃん」ほどにブームとはなっていないものの、これぞ朝ドラという王道ストーリーで安定感のある評価、数字をあげている「ごちそうさん」も残すところあと3週間と少し。しかしながらこのドラマ、安定感だけではなく戦争に対する確固としたメッセージも…

それでも焼き牛丼。

金曜の夜、大井町の東京チカラめしに入店した。ひと頃はよく入っていたのだが、久しぶりに食べるように思える。2年前くらいから𠮷野家や松屋やすき家の「煮る牛丼」はほとんど食べなくなって、牛丼を食べたいという時にはチカラめしと決めていたのだが、いつ…

55から44へ。

プロ野球もキャンプインから1ヶ月が経ち、そろそろオープン戦が本格的にスタートする頃である。この時期の各球団のオーダーには、今年イチ押しの選手を思い切って試したいというメッセージが表れる。ルーキーがいきなり4番に起用されたり、首脳陣が最も成長…