2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

哺乳類。

LGBTである場合を除いて、少なくとも、おっぱいが嫌いな男性に会ったことがない。人によって、大きいのが嫌いだとか小さいのが嫌だとか好みはあるだろうが、そもそもおっぱい自体が嫌いな男性はこの世にいるのだろうか。ある特定のものに執着心を持つという…

朝のひととき、終わりと始まり。

先週は半期末の一週間ということでフワフワしていたのだが、朝はしっかりとテレビにかじりついてしまった。そう、「あまちゃん」最終週と、「にっぽん縦断こころ旅」の秋の旅シリーズの開始である。この2番組は、NHKBSプレミアムで朝7時30分より、15分ずつ連…

シェムリアップから川崎まで。

社会人1年目の秋にカンボジアに行った。まだまだ学生時代の旅スタイルを引きずっていたので、ご丁寧なことにバンコクとシェムリアップを陸路で往復した。行きはバイクの後部座席で日射しにクラクラになったり、トラックの助手席に詰め込まれて脱水症状になり…

リニア建設という投資。

八芳園で結婚式二次会パーティーがあって、久しぶりに目黒から白金台まで歩いた。2年前までは毎日自転車で通っていた道。ところどころ風景も新しくなっていて、時間が経過したことを感じる。このところ仕事以外で山手線内を歩くこともなかったので、新鮮な気…

こじ開ける。

ものすごい勝負を見た。王座戦第2局のことである。羽生善治三冠に中村太地六段が挑んでいる今回のタイトル戦。25歳の中村六段は雑誌将棋世界の表紙を、ファッション誌のモデルかと見間違うかのいでたちで飾る、貴公子と呼ばれる存在である。両者は昨年の棋聖…

心のコップが下向きになる。

だめな人の気持ちは、だめになったことのある人にしかわからない。気持ちがだめになると、独りでどんどん考え込むようになる。たいていは誰かに相談すればすぐに解決したり、一歩前に進みそうなことなのだが、誰かに自分のことを話すこと自体が非常に恥ずか…

晋吾の思い出。

半期末というところでなかなか忙しかったが、週後半からようやく出口が見えるようになってきた。気を揉む時期も終わり、後は最後の刈り取りを行うだけだ。7月からの四半期もいろいろなことがあったな、と感じる。10月に入ればもう年末が見えてくる。年々時間…

aikoと秋の夜長。

三連休、台風が来ていたこともあって、近場にはちょこちょこ出掛けたが、全く電車に乗らなかった。海外のリゾートで一週間過ごすよりも、国内でドライブに行くよりも、芯から疲れが取れた感じ。普段奥底に潜んでいる疲れをこれでもかと引っ張りだして、太陽…

ありふれたものが、美しい。

ふと、胸がつまる瞬間がある。それは買い物の帰り道だったり、クルマで旅行に出掛けた道すがらだったり、たいていは外にいる時に、ふとスイッチが入る。ドラマを見たり本を読んで胸がつまる、というものとは少し種類の違う代物である。もっと具体的に言えば…

利と義について。

『利は義の和なり』という言葉がある。正義、大義に則った行いをすれば利益もついてくる、という意味である。まさにその通り、と言いたいところなのだが、ここでいう利益とは恐らく長期的な利益のことを指しているのであり、短期的な利益を追求するのであれ…

王将と元禄寿司。

僕が育ったのは公務員家庭だったのだが、幼い頃はうちは貧乏なんだとずっと思っていた。物心付く頃はバブルがはじける直前で、周りには羽振りの良さそうな人もいたので、相対的に恵まれていないと感じたのかもしれない。僕の生来のケチっぷりはそんな原体験…

まんなかとすみっこ。

久しぶりの東北出張。普段関西や北陸あたりにしか行かないので新鮮な気分になる。なかでも秋田に行くのは12年ぶり。途中まで時速300キロでぶっ飛ばした新幹線も、盛岡を過ぎるとゆっくり走るようになり、さらに先月の豪雨の被害が残っているために時折徐行運…

北風と太陽。

原発反対運動をしている人と話すことがあった。いわゆる『反原発派』と呼ばれる人にもいろいろある。自然エネルギーの可能性を伸ばすことに熱心な人、とにかく即時脱原発を求める人、そもそも『反原発』を利用して自らの勢力を強くさせることを目論む人、エ…

オリンピックが来る、ということ。

既出の通り、2020年夏季五輪は東京開催が決定した。開催決定にいたるまでの経緯や諸問題から、落選しても仕方ないと思ってもいたし、一報を聞いた当初は全く実感もなかったのだが、周りの声を聞くにつれ、じわじわとオリンピックがやってくるんだ、という気…

社会人になって、ちょっとだけ成長したこと。

3月と9月は出張が多くなる。週半ばから降り続いた雨がようやく上がった。富山からの帰り、立山連峰のところにだけ雲の切れ目から光が差し込んで、神々しく輝いている。日本海は穏やかな姿を見せている。たっぷりと実をつけた稲穂が頭を垂れて、刈り取りの日…

あまちゃん第133話。

311だから第133話に持ってきたのだろうか。それとも防災の日と掛け合わせたのだろうか。何とも想像をかきたてるなかで、あまちゃんの『あの日』のシーンがやってきた。あまちゃんはけして震災をテーマにした物語ではないのだけど、この133話こそがクライマッ…

かっこつけの精神構造。

他の人がどうかは知らないが、少なくとも自分は『かっこつけ』だと思う。他人からかっこ良くみられたいという気持ちを抑えることができない。ただ、かっこつけていると自分で自覚する時には、歯が浮くような違和感を覚える。これは話を盛っていることに対す…

夢のくずと記憶のかけら。

この週末は夏が最後の力を振り絞った感じだ。厳しかった暑さを記憶に焼き付けるように、熱風が吹いていた。ここ数日が涼しかっただけに身体にこたえる。この暑さが収まれば、今年はもう30度超えを経験することはないんじゃないかと思う。★★★仕事で大量に書類…