好調不調。

悩みごとを友人に相談。いろいろと相談に乗ってくれるのは本当にありがたい。やはり、1人で悶々と考えているよりも、人とディスカッションすることで見えてくること、前進できることはある。そして、自分のことを本当に理解してもらっているということに安心感を覚える。

 

いろんな人にいろんな人生がある。自分が辛いな、と思って過ごしている時間帯があるのと同じように、目の前で平気のへいざな感じで過ごしている人もまた、心の奥底で人知れず悩みを抱えていることもある。それを、全く外部には晒さずに乗り切ってしまう人もいる。

 

自分は、そこまでのことは到底できない人間なので、すぐに頼りにすべき人に相談をしてしまう。ある意味では堪え性がないというべきなのかもしれない。

 

好調なときも、不調なときもある、好調なときに工夫できることは案外少ない。流れに乗っていくだけだし、むしろ調子に乗ってコケないように気をつけるくらいだ。一方で、不調なときに最低限のパフォーマンスを出すように、自分を律する、コントロールすることは大切なことである。

断捨離に。

ふと、思い立って、忙しいさなかなのに、書類の整理をしてしまった。1年前には、あれもこれも使うものかな、と思って溜めておいた書類である。どちらかというと鳴かず飛ばずだったときにサルベージしておこう、という代物だったのだが、無事にそれは杞憂に終わり、むしろ過去のものを引っ張り出して追いかけることなど必要なくなったので、この際一気に処分をすることにした。

 

それ自体は大変嬉しいことであるし、この1年の進化を形作るものであるのだが、さくさくと片付けをしていると、妙に悲しく、涙が出てきそうになった。どういう作用によるものだったのだろうか。過去との訣別である。

 

資料の大半は、どちらかというとしょうもないものである。なので、そういったものを処分できることは、次に進むことができているという証左なのだ。どうしてここまできてしまったのだろう、どうすればよかったのだろう、と胸がキュッとしてしまったのかもしれない。あるいは、もう本当に戻れないところまできてしまったのだ、という武者震いのようなものか。

深淵。

勝負の1日。なんというか、こんな日は久しぶりであった。2015年から2016年ごろにはこういうことが何度もあったな、と思い起こす。もちろん、その後も、いろいろと大きな仕事を成し遂げた日はあったが、運が良かったり、巡り合わせがよかったり、でたどり着いたもので、自分の弛まぬ努力で到達したものではなかったので、感慨もひとしおである。まだまだハードルはたくさん残っているのだが、ひとつひとつクリアしていきたい。

 

山を越えたな、と自分で感じられたときに、自分の心のなかでふっとため息をついた。しんどいことも多いけれども、こういう時の充実感に浸るために、仕事をしているんだなあとしみじみ思う。最後の最後、ぎりぎりまで、努力を尽くすからこそ、運命の神様は微笑んでくれるのだと思う。

 

自分のやっていることが正しいのか、迷う日もある。というか、ふと我に返ってしまうと、だいたい迷いの深淵をのぞきこんでいる。信じてあげられるのは、自分だけである。

冬がはじまるよ。

昼間はしっかりと身体を動かして、夜はひと息入れる時間になる。ゲンキンなもので、脳に溜まっていた疲労も、睡眠不足等に起因する肉体的な疲労95%くらい解消することができた。蓄積疲労がしんどいなあ、と思ったことも先週は多かったが、基本的にはハードに働くことは好きな人間であり、むしろ暇であることが精神衛生上は良くないタイプの人間である。

 

★★★

 

米国の物価上昇がひとまず落ち着きを見せるようになってきた。金利上昇にもキャップがかかり、それによって、円安からの修正がなされている。結局は最近の円安はオーバーシュートだったということなのだろうか。

 

他にはGAFA各社のリストラが進んでいる。Twitterレイオフも先週は話題になった。基本的には今回のテックバブルも弾けたと言っていいのだろう。そしてTwitterの業績が上向くかどうかが、金融危機になるか否かの導火線になっていると言ってもいい。

 

仮想通貨も風雲急という感じである。呆れるくらいにずさんなプレイヤーばかりだということが改めて分かった。いろいろと冬の時代に入りそうである。

恢復。

ひどく疲れた1週間ではあったが、1日ゆるゆると過ごしてみると、あっさりと疲れが抜けた。確かに稼働時間は長いし、睡眠不足でもあるのだが、本質的には好きなことをやれている、というのは大きいと思う。この先のことはわからないが、自分にとってきっと血肉になるだろうと信じて進むのみである。

 

家で焼肉。自分が子どもの頃のことをふと思い出す。鉄板焼きに並ぶ野菜、ポークビッツ、独特の形状をした肉、しょっぱい梅おにぎり、すりおろしりんごのジュース。全てを鮮明に覚えている。ある意味では今よりも長閑だったとも言える。

 

薄切りの牛肉をパクパク食べる。息子もパクパク食べる。いつのまにかよく食べるようになった。毎週土日に続けている野球も、ずいぶんと上手くなってきている。親の知らないところで、子どもは成長していくものである。

 

世界中が軋んできている時代だからこそ、目の前の1日いちにち、何気ない時間を大切にしたい。まずはぐっすりと眠ろうか。

背中。

一気に冬到来、かというような気候が続いたあとに、小春日和のような暖かい日が続いている。少しずつ12月も姿を現し始めたのだが、まだコートを着るような温度にはならない。

 

★★★

 

工作もボードゲームも好きなうちの子。一緒に遊べるのは嬉しい限りである。前は手加減してあげていたのだが、もう遠慮せず普通に戦えるようになった。そのうち負け始めるのかもしれない。

 

先日、ハプニングもあり、仕事場に息子を連れていったのだが、そこから父子の関係性が少し変わったような気がする。社会を知るいい機会になったのかもしれない。自分自身が子どもだった頃を思い出すと、日ごろから町内で遊んでいたので、地元でいろんな仕事をするおっちゃんの姿は見てきたが、いまの子は大人が仕事をするような機会を見ることは、少なくともCovidが蔓延するまでは多くはなかったはずだ。この機会が、未来にどうつながるだろうか。

 

本当に、なにもかもがあっという間に過ぎていく。

ワーケーション?

実は出張三昧だったこの1週間。まだ終わっていないと言えば終わっていないのだが、予想していた通りになかなかに大変だった。

 

締切に追い立てられている案件があるのはわかっているのだが、なかなか自分の苦手なことだと手がつけられないのは、昔から変わらない。片付けないからいつまでも頭の中に引っかかり続けて、精神衛生上も良くないのだが、さくさくと片付けてしまうと加筆修正のラリーに入ってしまうので、気が進まないという部分も確かにある。逃げではないが、いま危急でもない事務作業に手をつけ始めて気分転換を図ってしまったり、ということも。

 

ワーケーションのような気分で、と行きたいところではあるが、いったん没頭してしまうと目の前の素晴らしい景色もあまり目には入ってこない。もったいないな、とは思いつつも、人生こんなもんだ、と思う部分もまたあり。いずれにせよ、燦々と降り注ぐ日差しが身体に当たると、疲れた身体にも、新たな力が湧いてくる。